エレキ用バッテリー
ボートで釣りをする方は、車でエレキ用のバッテリーを持ち運びしていると思います。
▼ボイジャーM27MF▼
▼ボイジャーM31MF▼
エレキで使うバッテリーはディープサイクルバッテリーで、MF(メンテナンスフリー)バッテリーとも言われています。
これらのバッテリーは密閉型のバッテリーで、密閉されているため精製水の補充等はできません。そういった意味で物理的にもMF(メンテナンスフリー)です。
密閉型でありながら完全密閉ではない。
密閉型のバッテリーでありながら、実は完全密閉ではないのが「密閉型バッテリー。」
本体上部に溝があります。
充電中などに発生するガスを逃がすためです。
そのため、横倒しや斜めに置くことはタブーとされています。
構造上、その溝から中の液体が漏れてしまいます。
中に入っている液体は希硫酸
バッテリー液は希硫酸です。
こぼれるとこうなります。
写真は車のフロアマットです。
こぼれた部分がどろーっと溶けてしまいました。
先日東名高速道路を走っていたらインターチェンジを通り過ぎそうになったと思われるトラックがものすごい勢いで前に入ってきて、急ブレーキを踏んだらバッテリーが倒れ、液がこぼれてこうなりました。
あえてどこのトラックかは書きませんが、某大手企業のロゴが入っていました。
あのトラック・・・(怒)
希硫酸とはいえ、けっこう溶けます。
・バッテリー液は危険!
- バッテリー液は希硫酸です。希釈されているので油断しがちですが、皮膚についたり、目に入ったりすれば危険です。さらに衣服につくと材質によっては穴が開いてしまいます。コットン(綿)素材のTシャツやパンツは穴が開きます。バッテリー液の取り扱いには、細心の注意を払いましょう。
インターネットで検索していたらこのような説明文がありました。
おっしゃる通りだと思います。
バッテリーの置き場所と置き方
知人にこの話しをしたところアドバイスをもらいました。
また、インターネットにも同様の記載がありました。
バッテリーの置き場所
車でバッテリーを運ぶ際は助手席の足元、もしくは後部座席の運転席の後ろの足元に置くのが安全面を考えて良いそうです。
急ブレーキや事故の衝撃で、トランクルームからバッテリーが飛んでくるといった事態を避けるためです。
25kg前後のものが飛んできて体に当たるなんて考えただけで恐ろしいですね。。。
バッテリーの置き方
車内にバッテリーを置く時は、フロアマットの上に直接置くのではなく、トレイなどの上に置くのが良いそうです。
車内の汚れ対策でビニールを敷いてその上にバッテリーを置いている方も少なくないかと思いますが、ビニールは希硫酸ですぐに溶けてしまうばかりではなく、頭痛や吐き気の原因となるガスが発生してしまうそうです。
(トレイも素材によっては溶けてしまいますが、ビニールより厚みがある分、フロアマットより耐久性があり、フロアマットへのダメージを防ぐことができます)
車内でバッテリー液がこぼれてしまった場合は、すぐに窓を空けて換気をすることが必須だそうです。
▼シューズトレイ 大▼
私はフロアマットも購入することになりました。。。
純正はかなり良い値段なので、汎用フロアマットを購入しました。
楽しい釣りをするためには、楽しくない状況が起こらないように、いろいろ気をつけなくてはダメですね。
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