今回は、「デルアンバサダーモニターに参加してXPS 15(7590)をお借りした話」でございます。
21年11月頃に、デルアンバサダーでXPS 13 2-in-1 (7390)をお借りしたことがあり、半年ぶり2度目です。
XPS 15(7590)
さてさて、このXPS 15(7590)はどのようなモデルなのでしょうか?
驚異的な映像体験を提供する、デル最小の15.6インチ高性能ノートパソコン。
圧倒的な美しさを誇る有機ELディスプレイを搭載したモデルをモニターいただきます。ハイパフォーマンスでクリエーターやエンジニアにおすすめ。クリエイティブ用途にも最適な処理性能と、モバイル性を両立。
はい、XPSの中のハイパフォーマンスモデルでございます。
「クリエイティブ用途に適した処理性能を有するモバイル機種」
ということで、
「外出先で動画編集」
「外出先で画像処理」
といった使い方を期待することができる機種です。
もちろん、PowerPointで画像をたくさん使った資料を作ったり、Power BIで大量のデータを見える化する、といった使い方もできますね。
スペック
どのようなスペックなのでしょうか?
プロセッサー | 第9世代 インテル® Core™ i7-9750H プロセッサー (12MB キャッシュ, 最大 4.5GHz まで可能, 6 コア) |
OS | Windows 10 Home 64ビット 日本語 |
メモリー | 16GB DDR4-2666MHz, 2x8G |
ストレージ | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce® GTX 1650 4GB GDDR5 |
ディスプレイ | 15.6インチ 4K UHD (3840 x 2160) OLED InfinityEdge Anti-Reflective IPS 100% DCI-P3 400-Nits ディスプレイ |
「第9世代 Core™ i7-9750H」「15.6インチの4Kディスプレイ」に「GTX 1650」を搭載しています。
めちゃくちゃハイパフォーマンスなわけではないものの、ノートPCであれば十分なスペックだと思います。
あまりやりすぎると、バッテリーの持ち時間の関係でモバイルユースしづらくなりますし、排熱や重量の問題も出てくると思います。
このクラスのPCを選ぶのであれば、メモリーは32GBにアップグレードしておいた方が、あとから後悔することがなさそうな気がしました。
さてさて、
デルアンバサダーモニターのXPS 15(7590)が届いた箱に同封されていた書類で、今回のPCについてこだわりが記載されていましたので抜粋してご紹介したいと思います。
こだわり① デル最小の15.6インチ パフォーマンス ノート
- 1つのアルミブロックから切り出され、削り出されたボディーは高い堅牢性を誇る。
- ダイヤモンドカットで堅牢性とエレガントさを兼ねそろえている。
- 側面6.04mm,上部7.08mmの非常に薄いベゼルで設計されている。
- 15.6インチディスプレイを、一般的な14インチ近くのノートパソコンサイズに収めることができているのは非常に薄いベゼル設計によるもの。
こちらの写真を見ていただければ分かると思いますが、ベゼル薄いですね。
前回、XPS 13 2-in-1 (7390)をお借りした時も感じました。
XPSシリーズ、ベゼルの薄さへの工夫、努力されていますね。
サイズ感が分かるように、iPad (第 8 世代)と比較してみました。
iPad (第 8 世代)は画面サイズが10.2インチです。
この写真から、XPS 15(7590)のサイズがとても小さいことが・・・分からないですね。
分かりづらい比較写真となってしまいました。
デルアンバサダーモニターでXPS 15(7590)が届いた時に、「15.6インチでこのサイズ感か!」と驚いたことをご報告致します。
伝われこの感動っ!
こだわり② 目の覚めるような美しいディスプレイ
- Dolby Vision認定を受けた最大500ニットのHDR対応ディスプレイ。
- 従来のSDRディスプレイでは再現しきれない色彩を繊細に描き出す。
- Dolby Vision対応のコンテンツは、最大40倍もの鮮やかさと最大10倍にもなる深みのある黒を再現する。
- オプションの4K有機ELディスプレイは、非常に高いコントラストの完璧なブラックを再現する。
※今回デルアンバサダーモニターでお借りしたXPS 15(7590)は、4K有機ELディスプレイではないので体験できていません。 - Adobe RGBカバー率100%。
画面は本当に綺麗です。
黒に深みがあり、鮮やかな色ははっきりと出ていて、「色彩を繊細に描き出す」の意味がよく分かりました。
巨大湾曲ディスプレイ Dell U4919DW
話はそれますが、デルアンバサダーモニターで今回お借りしているXPS 15(7590)の後ろにあるのは、Dell U4919DWというモデル名の、巨大な湾曲ディスプレイです。
49インチあります。
5,120 x 1,440の解像度があるので、たくさんアプリケーションを開いて仕事をする時の快適さが素晴らしいです。
株式投資で、複数の銘柄のチャートや板をたくさん並べて「うーん・・・」、なんてやるのにも非常に便利です。
表示領域の広さは正義だと思っています。
「alt + tab」 や「 winキー + tab」を何回も押すのは面倒ですからね。
この巨大湾曲ディスプレイ Dell U4919DWを導入するだけで、毎日のお仕事が1時間短縮できるかもしれませんよ。
USB Type – C ケーブル1本で充電しながら映像投影
写真のように、USB Type – Cケーブル1本で画面投影をすることができます。
しかもデルアンバサダーモニターでお借りしている、XPS 15(7590)の充電までできちゃう。
便利でお手軽でございます。
XPS 15(7590)を使用した感想
話を戻して、ここからはXPS 15(7590)を使用した感想を書いていきたいと思います。
[Good] PCがもたつきがちなアプリケーションがサクサク動く
メモリが16GBではあるものの、「第9世代 Core™ i7-9750H」に「GTX 1650」搭載されたPCなので、当然といえば当然ですが、パフォーマンスはGoodでした。
Premierはライセンスの関係でこのPCにインストールすることはできないため、フリーの動画編集ソフトをインストールして試してみましたがストレスなし。
GIMPで画像加工もストレスなし。
VS CodeでHTML,CSS,JavaScriptのコーディングは当然問題なく、PowerPointで画像をたくさん使用して副業で使う資料を作成してみたものの、これぐらいの作業は余裕でした。
Power BIで自分が過去数年でいくら負けたのかを、楽天証券のiSPEEDからダウンロードしたデータを使用して見える化してみましたがこれもストレスなしです。(負けた金額自体は非常にストレスです。)
今回の使い方ぐらいでXPS 15(7590)がもたつくことはなかったので、使用用途が上記で、持ち運びもできるPCが欲しい、ということであれば、XPS 15(7590)は有力な購入候補機種になります。(※個人の感想です)
[BAD] ファンの回転音
PCがもたつくことはないものの、ファンの音は気になりました。PCに負担がかかる動画の書き出し中は特にファンの音が大きかったです。
カフェで動画の書き出しをする人は少ないかと思いますので大きな問題ではないのでしょうが、ファンの回転音が嫌な人にとっては気になってしまうかもしれません。
[GOOD] ディスプレイの色彩
既に前述をしている内容と重複でございます。ディスプレイの色彩が非常に綺麗でテンションが上がります。
これは大変感動致しました。
有機EL版だったらどこまでなのか、試してみたいなぁ。
こちらの動画や、
こちらの動画がDolby Visionの4K動画になっていることを知り、試してみました。
Dell殿が、デルアンバサダーモニターで今回お借りしているXPS 15(7590)の「売り」として、「目の覚めるような美しいディスプレイ」としていることがよく分かりました。
[BAD] キーボード
キーボード、すごく気になってしまいました。
キーを押した時の感触は私としては全く問題ありませんでした。
沈みが浅くて軽く、むしろ好みでした。
気になってしまたのは・・・、
キーボードの両横のスペース、なかなか広いですよね。
それなのに・・・。
BackSpaceキーやEnterキー、小さすぎやしませんか?非常に押しづらく嫌でした。
それと十字キーも細長いせいで押しづらく感じました。
これが嫌でした。キーボードの横のスペースが広いので、BackSpaceキーやEnterキーをもっと大きくすることを、設計段階に工夫して欲しかったです。
BackSpaceキーやEnterキーはよく使用するキーなので、残念。
[SOSO] 重量
重量は、資料に1.8kg~と書かれていたので1.8kgを少し超えたぐらいかと思います。
「GTX 1650」が搭載されていますし、1.8kgなら許容範囲かと思います。ただ、持ち運びが多い方だと気になるかもしれません。
私が仕事で使用している持ち運び用PCの重量は1.2kg程なので、約600g程しか変わらないのですが、この600gがとても気になってしまいました。
感じ方は人それぞれです。
「1.8kgぐらいなら気にならない!」という方なら全然問題なしだと思います。
New XPS15
さて、こちらをご覧ください。
画像はDellのホームページ内にある、商品ページへのリンクとなっております。
New XPS 15が登場しております。
プロセッサー | 第12世代 インテル® Core™ i9-12900HK (14 コア,24MB キャッシュ, 最大 5.0 GHz まで可能) |
OS | Windows 11 Home, 日本語 |
メモリー | ベースは16GB。32GB、64GBを選択できる。 |
ストレージ | ベースは512GBのSSD。1TBと2TBを選択できる。 |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Ti, 4 GB GDDR6を選べる。 |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD+ (1920 x 1200) フレームレス 非-タッチ 非光沢 500-Nit ディスプレイがベースで、3456x 2160)と 3840 x 2400の解像度(※共にタッチ機能付)を選択できる。 |
そうです。
今回私がデルアンバサダーモニターでお借りしたXPS 15(7590)は、最新モデルではなかったのです。
上記リンク先からDellのホームページを見ていただけると分かるのですが、キーボードのBackSpaceキーやEnterキー、大きくなっております。
買うならNew XPS 15
New XPS 15であれば、BackSpaceキーやEnterキーを押しにくい問題、解決済みでした。
それに加えて、上記スペックリストのように、CPUが第12世代になっていたり、グラフィックスが「GeForce RTX™ 3050 Ti」を選べたりと、パワーアップしております。
購入するなら、New XPS 15のメモリー32GB、GeForce RTX™ 3050 Ti、3840 x 2400の解像度にしたモデルかな、と考えております。
まとめ
「デルアンバサダーモニターに参加してXPS 15(7590)をお借りした話」という投稿でした。
XPS 15(7590)を約1か月使用してみて、私としては微妙なところがありましたが、その「微妙なところ」が改善された、New XPS 15なら買いだと感じています。
ただ、私の使い方は持ち運びが多いので、New XPS 13にGPU搭載モデルがあったら最高だったかなぁとも感じています。
買おうかなぁ、どうしようかなぁ。
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