ラインでバイトを取るなら高比重PEライン+フロロリーダーシステム

ラインで当たりを取るなら高比重PEライン+フロロリーダーシステム雑記

ラインでバイトを取るなら高比重PEライン+フロロリーダーシステム

高比重PEライン+フロロリーダーシステムがすごく使いやすいというお話です。

バスフィッシング業界でPEラインを使う人が最近多くなったと感じています。
バスプロであり有名ブロガーな方が高比重PEをブログで紹介した時からは特に!です。

では、なぜラインでバイトを取るなら高比重PEライン+フロロリーダーシステムが良いのでしょうか?

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ラインが見やすい!

私が使用しているラインは、ウグイスグリーンという色です。

この色です!

PEラインは、カラフルな色合いのものが多いです。

ディープピンクなど。

視認性がめちゃくちゃ良いです。

 

ノーシンカーや軽量ウェイトのダウンショット、フリーリグやフットボールジグ等、フォール中にバイトを取っていく釣りには最高です。

 

程良いラインスラッグが作りやすい

PEラインは、浮力が高すぎてトップウォーター以外のバスフィッシングでは使いづらいものとされてきました。
しかし高比重PEラインは言葉の通り、従来のPEラインより比重が高くなったことにより、バスフィッシングに利用しやすくなりました。

 

高比重PEの浮力

商品名カテゴリ比重
G-SOUL OHDRAGON(オードラゴン) WX4F-1 SS140 5カラード高比重PE1.40
G-soul X8 Upgrade PEPE(8本編)0.98
淡水1.0
海水1.023
フロロカーボン1.78
ナイロン1.14

 

一般的なPEラインは比重0.98であるため、ナイロンラインよりも比重が軽いわけです。
その結果、風がある時にラインがたくさん出て風下に向かってアーチを描いてしまったり、水中でラインがたら〜んとたわみ続け、感度が下がってしまうことにより、PEラインは使いづらい!と感じる人が多かったのです。

 

フロロとナイロンの中間の浮力

ところが!です。
高比重PEラインの浮力は、上の表の通り、ナイロンとフロロの中間です。
淡水の比重は1.0なので、高比重ラインは水に沈みます。

 

その結果、従来のPEラインよりもたわんだラインをコントロールしやすくなります。
ラインのコントロールしやすさはフロロカーボンには及びませんが、従来のPEラインより、(程良い)ラインスラッグが作りやすくなります。

 

ライン径を細くできる

PEラインの特徴は、ナイロン・フロロカーボンと強度を同じにした場合、ライン径を細くできます。

 

ナイロン糸・フロロカーボン糸・ポリエステル糸の標準直径

一般社団法人 日本釣用品工業会がウェブサイト上に、ナイロン糸・フロロカーボン糸・ポリエステル糸の標準直径を規定しています。

一般社団法人 日本釣用品工業会
釣用品工業に関する調査研究、情報の収集及び提供、経済の発展に寄与することを目的とする。

http://www.jaftma.or.jp/standard/pdf/nylon.pdf

 

  1. ナイロン糸・フロロカーボン糸・ポリエステル糸の太さ標準規格は、別表1を標準直径とする。
  2. ナイロン糸・フロロカーボン糸・ポリエステル糸の許容範囲は、上限・下限の直径が、前後の 号柄の標準直径を追い越さないものとする。 ただし、実直径は、限りなく標準直径に近付けることとする。  
  3. 強度等に関しては、各企業の裁量に委ねる。  
  4. 標準直径の計測方法は、製品の一点を三方向から計測した平均値とする。

細かく規定が定められています。

 

ブラックバスフィッシングで使用するラインは、lbで表記されていることが多いです。

 

lb → kg 変換

英ポンド(常用ポンドまたは国際ポンド)は、453.59237グラムと公式に定義されている。

 

[変換公式]
kg = lb / 2.2046

 

計算、大変ですね。
lbを入力するとkgにしてくれる便利サイトがあります。
こちらを使いましょう。

 

ポンド から キログラムへ換算
追加の表や数式の重さ換算付きのポンドから キログラム (lb から kg)への換算ツール

 

 

標準径の横に強度を追加してまとめてみました。

 

ナイロン糸・フロロカーボン糸

ポンド(lb.)

号数

標準直径(mm)

強度(kg)

3lb

0.8

0.148mm

1.36kg

4lb

1

0.165mm

1.81kg

6lb

1.5

0.205mm

2.72kg

8lb

2

0.235mm

3.63kg

10lb

2.5

0.260mm

4.54kg

12lb

3

0.285mm

5.44kg

14lb

3.5

0.310mm

6.35kg

16lb

4

0.330mm

7.26kg

20lb

5

0.370mm

9.07kg

22lb

6

0.405mm

9.98kg

25lb

7

0.435mm

11.34kg

30lb

8

0.470mm

13.61kg

 

G-SOUL OHDRAGON(オードラゴン) WX4F-1 SS140

号数MAXLB
0.4号

7.5lb

0.6号

11lb

0.8号

13lb

1.0号16.5lb
1.2号

18.5lb

1.5号

22.5lb

2号

28lb

2.5号

32lb

 

 

高比重PEのオードラゴンは、
ナイロン・フロロの6lbの太さで、ナイロン・フロロの22lb(6号)の強度!
 
 
つまり、細い糸が使えるわけですね。
糸が細くなれば風の影響を受けづらくなり、水の抵抗も小さくなるので、ストレスが減って釣りに集中しやすくなります。
 
 

リーダーシステム

リーダーは必須です。
PEラインは岩などの擦れに弱い素材です。
バスの硬い歯や根ズレ対策のため、フロロカーボンリーダーを組むようにしましょう。

 

FGノット

PEラインとフロロカーボンリーダーの結束は、FGノットがおすすめです。
FGノット、なかなか難しいです。

 

ノットアシスト2.0

絶望的な不器用さを誇る私は、ノットアシスト2.0を使用しています。
これを使えば誰でも簡単・キレイにFGノットを組めるようになります。

 

 

 


 

YouTubeの動画を見ながら練習しましょう。

 

高比重PEライン+フロロリーダーシステムが使いやすい釣り方・リグ

高比重PEライン+フロロリーダーシステムが使いやすいと感じた釣り方・リグをまとめてみました。

 

  • トップウォーター
  • ノーシンカー
  • i字形
  • ミドスト
  • 巻物全般
  • シャッド
  • フットボールジグ
  • ダウンショット
  • カバー周りのテキサス、ジグ

 

フォール中に視認性の良いラインの変化でバイトを確認したり、わざとラインスラッグを多く作ってフリーフォールをさせたり、ミドストのようにラインスラッグでアクションをさせる釣りにとてもよく合います。

 

使いづらいと感じたリグ

  • ネコリグ
  • キャロライナリグ
  • フリーリグ

 

まず、使いづらいと感じたのはネコリグです。ラインが伸びないため、1点シェイクしづらいです。
1点シェイクをしているつもりが、どんどん手前に来てしまいます。

 

キャロライナリグも使いづらく感じました。
ラインを細くできるのは良いのですが、根ズレ対策として次のようなシステムを組む必要があります。
①PEライン→②フロロリーダー→③シンカー→④スイベル→⑤リーダー→⑥ワーム
・・・これが面倒ください。

フリーリグは、PEとリーダーの結束部にシンカーが当たった際、バイトかと思ってびっくりするので使いづらい。

 

ラインでバイトを取るなら高比重PEライン+フロロリーダーシステム

ラインでバイトを取るなら高比重PEライン+フロロリーダーシステム、使いづらい釣り方やリグはありましたが、全般的にとても使いやすくおすすめです。

耐久性があるのでライン交換の回数を減らすことができ、お財布に優しいところもGoodです。

 

試してみてください!

 

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