戸面原ダム
2017年11月17日、何かと話題の戸面原ダムへ行ってきました。
ブラックバス狙いです。
2017年10月16日(月)からレンタルボートでブラックバスフィッシングが解禁になり様々なサイトやブログで取り上げられているフィールドです。
緊張と癒やしが交じり合う素敵フィールド!
私は中学生の頃、地元の野池でヘラブナ釣りをしているおじさん(おじいさん?)に、スコーピオンEVを折られたことがあります。(20年程前のことです。)
お年玉や家庭内食器洗いアルバイトを頑張って貯めて買った釣り竿でした。
その野池はルアーフィッシング禁止というわけではなく、おじさんの言い分は、「外来魚のブラックバスはヘラブナ食べるし、釣り(ヘラブナ)の邪魔になるから気に食わない!」でした。
その時は周囲にいた大人の方がフォローしてくださって、折ったロッド代を弁償ということで終わった記憶がありますが、12歳か13歳ぐらいの私にとっては大きなトラウマでした。
時は流れてヘラブナフィールドが解禁!
戸面原ダムはヘラブナフィールドとして有名なダム湖なんだそうです。
解禁になっていたのは知っていたのですごーく興味を持っていました。
仕事柄平日休みがたまにあるので・・・行ってきました❗
ヘラブナフィールドということで、ちょっとしたトラウマを思い出しながら、「釣りをさせてもらっている立場」ということをしっかりと肝に銘じて釣りに行きました。
せっかくバスフィッシングが解禁になったのに、自分のせいでバスフィッシングをする人にマイナスイメージを持たれたら嫌なので。
よりによって冬将軍到来!
よりによって冬将軍が到来してしました。
千葉県の南房総も結構寒いです。。。
戸面原ダムのMAPをいただいて出発!
多くのWEBサイトやブログで登場していますが、戸面原ダムのボート屋さん、すごく親切で丁寧な対応をしてくださいます。
桟橋の近くに車を移動して荷物を下ろすことができますが、荷物を下ろした場所から桟橋までは最初の難関になる「階段」があります。
灌漑に使用されているダム湖ということで、減水時期には7m程水位が下がるそうです。
季節によっては長い階段になりそうです。
(ご主人のお話では、リフト設置を検討されているそうです。設置してくれたら嬉しい!)
【戸面原ダムポイントMAP】
地図の下側が北です。
「中島ワンド」「秋田屋ワンド」「揚場」が良いという話を事前に聞いていました。
初フィールドなので、色々回ってダムの様子を見てみよう!というプランにしました。
ボートめちゃくちゃ揺れます
おそらく手漕ぎでもスイスイ進めるよう、軽いボートにしているのでしょう。
めちゃくちゃ揺れます。
バッテリーを積む時は船尾を係留した方が絶対良いです!
ハウス下、ハウス裏へ
まずは「ハウス下」「ハウス裏」に行ってみることにしました。
予想していたよりだいぶ深いです。
ただ、ディープに隣接した水深があるカバーという意味で、とても期待が持てそうな場所です。
先日購入したベビーステルススイマーからスタート。
超複雑障害物回避型自然系
ベビーステルススイマー130はイマカツ独自のボディー内部完全格納式ステルスフックシステム(PAT&PAT/P)を採用した、ボディー外部にフックを持たない画期的なパーフェクトスナッグレス・スイムベイトです。
ボディー内部に磁着格納固定された飛び出し式ステルスフックは、バスがバイトし、ラインにテンションが強くかかることで中空構造のボディーがたわみ、その復元力によるバネ効果と、テコの原理を応用した可動式ジグヘッドの相乗効果で、背中スリットより瞬時に大型フックが飛び出し、ビッグバスの顎を貫きます。
ステルスフックシステムは、アイがボディー最先端部に位置し、ストレートにフックポイントに力が伝わる構造です。これによってブッシュやウィードの抜群なすり抜け効果と、オフセットフックのテキサススタイルよりも貫通抵抗が少なく、確実なフッキングを実現しています。同時にフックが外部に存在しないことで、バスの視覚的警戒心を和らげる効果があります。※ベビーステルススイマー130は、新たにフッ素コート仕様のディープゲイブ特注フックを採用。
フリクション低減によるスコーピオンフックの飛び出しのよさと、フッキング貫通力が更にアップしています。
※ベビーステルススイマー130は、強烈なフッキングやバスのファイトにもガッチリと耐えるノーズ・コイルスプリングが新たに装着されています。更に丈夫にジグヘッドのズレや飛び出しを防止しています。
ライトウェイトジグヘッドとヘビーウェイトジグヘッド付属
ベビーステルススイマーには、表層~2mレンジ攻略用の高強度樹脂製ライトウェイトジグヘッド(約1gウェイトボール入り)と、2~4mレンジ攻略用のビスマス&タングステンボール製FECO認定ヘビーウェイト(3/8OZ)の2個がプレリグドスタイルで同梱されています。
それぞれのジグヘッドは着脱可能で、互換性があるので、同じボディーにお好みで入れ替え可能です。ジグヘッドの着脱時は、ボディー腹部が裂けないように、内部を水などで濡らし滑りをよくした状態での着脱をお勧めします。
引用 IMAKATSUサイトより
濁っているので、アピールが強くカバーにも強いルアーということでベビーステルススイマーにしました。
ライトウェイトの方で、岸のカバーギリギリにキャストしたりスキップさせて中に入れて水面直下を出来るだけゆっくり引いていきます。
すると早速チェイスあり!
同じところにキャストすると、カバーの中からまだ出てこないぐらいのタイミングで、「ゴンッ!」と明確なバイト。
バイトが素直!
1匹目、42cm。
ポイントとしては「ハウス裏」というところになるのでしょうか。
赤い橋発見!橋脚狙い。
良い感じの橋脚を発見したので、遠目からキャストして表層を通してみたり、少し沈めてスイムさせてみたりしましたが反応なし。。。
でも絶対釣れそう!ということで、リアクションボムの7g。
初冬・早春の、いわゆる厳寒期。低水温により極限まで低活性化バスに対しては、いかなるフィネスを駆使しようとも口を使わないなんて事もしばしば。そんな極限状態を打開出来る特効薬として、まず筆頭に挙げられるのがメタルバイブレーション。
リアクションボムは、僅かなティップアクションや、超スローリトリーブにも即座に反応するレスポンスと、超ファーストリトリーブでも乱れる事の無い驚異のバランスで、あらゆるスピード域においてハイピッチ且つ強力なバイブレーションを発生しニュートラルなバスにスイッチを入れます。更に、これまでに無い5g・7g・9g・11g・14gの細かいウェイト設定により、バーチカルなピンスポット爆撃から、遠投性能を生かした広範囲サーチを可能にし、野池?ビッグレイクまで死角の無い攻略を可能としました。また、構造上どうしても根がかりが避けて通れないメタルバイブの特性を考慮し、環境に配慮したFECO認定の特殊合金を採用。フィールドへのダメージを最小限に抑えます。
引用JacksonのWEBサイトより
アプローチ角度を変えながらの数投目でラインが走りました。
8mぐらいまでフォールさせたタイミングでした。
大好きなナイトメアブラックカラー。
27.5cmの可愛いサイズ。
その先はワンド状になっていて、ワンドの両サイドに良さそうなレイダウンやカバー、ブレイクが広がっていました。
ただ、ヘラブナをやっている人が見えたのでそこはまた別の機会に・・・。
石田島へ
いかにもな島があったので、引き寄せられるようにそちらへ行ってみました。
石田島→岩盤方面は水深が15mほどあり、反対側は7mぐらいでした。
深い側、浅い側両方をベビーステルススイマーの3/8ozの方に変えてアプローチしてみましたが反応なし。
ボート屋さんからすぐに目に入る島なので多少プレッシャーが高めなのかもしれません。
岩盤へ
“The 岩盤!”というような岩盤が石田島の北側にありました。
崩落なのか枝が結構沈んでて、岸際スレスレで1段ブレイクがありそこから一気に15mぐらいまで落ちるような感じの地形のようです。
リアクションボムの7gで探ってみますが1キャスト1根掛かりなので、タックルチェンジ。
O.S.P JIG ZERO THREE “HUNTS”+ダブルモーション2.8inch
フィネスジグのリアルスタンダード
O.S.P JIG ZERO THREE『HUNTS』は、年々ハイプレッシャー化の加速するタフフィールドに潜むビッグバスを引きずり出すために開発された。フィネスジグは『手堅くバイトを得られるうえにサイズも選べる』という極めて実践的なアイテムである。O.S.Pが放つフィネスジグは、突然のビッグバスにも余裕で対応するヘビーデューティー仕様であることが絶対条件。さらに、バイトに至るかどうか、紙一重のバスの迷いを断ち切る繊細な「誘い性能」と口にしたら最後、逃れることを許さない「掛け性能」。そして積極的なアプローチを可能とし、根掛かりによるチャンスロスを防ぐ、「スナッグレス性能」。これら全てに特化させたうえでの完璧なる融合がメインコンセプト。独自のヘッド形状と後方ラインアイのバランスによりバスに違和感を持たせないナチュラルな水平姿勢を維持し、繊細な誘いにも機敏に反応。口にさせてしまえば、フッキング最優先でセレクトしたセミロングシャンクフックがスッポ抜けを許さず確実にバスの口を捕らえる。人目を引くための装飾は排除し、「喰わせて獲る」ための現場で最も渇望される機能のみを磨き上げた。老獪なバスの口をこじ開け、確実にモノにするためのREAL STANDARD 、それが『HUNTS』だ。
引用 O.S.PのWEBサイト
霞で生まれた究極の落ちパク系。
霞の豪腕蛯原英夫プロデュース。浅く、濁った霞でのフリップ&ピッチで落ちる距離と時間が短い中でいかにアピールさせ気付かせバイトさせるか?
バタバタと激しく水をかき回すハンドとダブルカーリーのアクションのどちらも最大限に活かした究極の落ちパク系クローが遂に完成しました。
テキサスリグやゼロダン(ジカリグ)での接近戦での威力は凄まじいものがあります。さらに濁ったシャローカバーでのジグトレーラーとして、あるいはディープのフットボールジグトレーラーとしてもテストでは抜群の結果を残しました。
引用株式会社 エバーグリーンインターナショナルのWEBサイト
岩盤に沿ってストンッと落としてバイト来ないかな〜?と試してみますが反応なし。
ボトムやフォール中にぶつかる木?岩?に引っ掛けてシェイクさせても反応なし。
移動!
秋田屋ワンドへ
秋田屋ワンドへ向かってボートを流すことにしました。
この辺になるとヘラの方がチラホラおられるので、引波を立てないように、近づかないように気をつけながら進みます。
途中で「釣れた〜?」とヘラ釣りのおじさん。
「ダメですねー」
「今日寒ぃからなー、さっきそこの木のとこでブラック釣った人いたからタイミング見てやってみなー!さっきまで別の兄ちゃんがやってたから時間置いた方が良いと思うけどね−!」
アドバイスをいただきました。
ほっこりタイム、ありがとうございます!
※ボート屋さんに戻る時にやってみましたがバイトはありませんでした。
ただ、いかにもな感じの水中から伸びる木で、水中には枝がたくさん。
絶対にバスは付いてると思われます。
秋田屋ワンドは3m〜5mぐらいのシャローフラット。
底に沈んでいるオダに付いて、岸際に追い込むフィーディングエリアのような感じです。
POWER DUNK 57 F!カラーはGFスポーンレッド PGF48にしました。
フローティングの存在なくして
真のプラッキングを語ることはできないエキスパートに好まれることの多いフローティングシャッド。もちろん、状況に応じてサスペンドの出番もある。どちらのタイプもハマった時の爆発力は他を圧倒するものがある。それでも一般的にSPが主流とされているのは、“使いやすいFシャッドがない”ことも理由の一つと考えられる。そんな背景から、一アングラーとして、タフな状況の中で根掛りを恐れずテンポよくバスを探していくために、絶対的に必要な存在としてのフローティングシャッドの開発を決めた。そしてFの長所をより生かせる性能にこだわり、キャスタビリティに注意しつつも、ミドルクランクの平均浮きスピードを上回るハイフロートセッティングとした。そしてFゆえに物理的に上回るピッチスピードによって、カバーの奥に入り込む前に脱出してくれるなど、もともとSPでもズバ抜けていたスナッグレス性能がよりいっそう極まった。その性能はいわゆるクランク場においても発揮され、ナチュラルなシェイプにタイトなアクションで攻めることによる効果を実感できる。またサスペンドバスにも効果的で、アフタースポーン時や、低水温期に太陽によって表層が暖められた時。逆に水温よりも気温が下回ることによって、表面水温が下がり、比重の重い冷水がボトムに落ちた時などが狙い目。そこへ縦に伸びるストラクチャーがあれば条件は完璧である。
48mmのノーマルダンクFとの使い分けは、規模の広いエリアであったり、バスの付き場が絞れていない時、または普段よりも強い濁りや荒れた湖面によってルアーが目立ちにくい時などは、ベイトタックルで広範囲に探れ、存在感の強いこのパワーダンクに分がある。このようにF&SPそしてボリュームを使い分けることで、状況にアジャストした真のプラッギングを堪能して頂きたい。
引用 O.S.PのWEBサイト
底にガンガン当てながら、引っ掛かったらポーズを入れて外すを繰り返していると、引っ掛かったルアーが外れた瞬間にゴンッ!
36cm。
リアクション?
おそらく水温が下がっているのでリアクションが有利なのかもしれないですね。
時折、魚探に映るオダ?をO.S.P JIG ZERO THREE “HUNTS”+ダブルモーション2.8inchで直撃させたり、スワンプJr.の1/64ozカバーネコを入れたりしましたがバイトならず。
中島ワンドへ移動!
中島ワンド
ここも全体的に5mいかないぐらいの水深までのシャローフラット。
フィーディングエリアのようです。
時折岸際でバスが何かを食べているような様子を伺えます。
バスをやっている人も多くいました。
POWER DUNK 57 F、O.S.P JIG ZERO THREE “HUNTS”+ダブルモーション2.8inch、スワンプJr.の1/64ozカバーネコを試してみますがノーバイト。
Uターンしながらカバー打ちをしていくことにしました。
カバー打ち
カバー打ちは大好きなのですが、戸面原ダムはカバーだらけなので湖岸のエグレ+カバーなど、変化がある場所を狙いながら流していきます。
すると、秋田屋ワンドを過ぎたあたりにある赤い橋手前の南側のカバーでバイト。
32cm。
ダブルモーション2.8inchの3/16ozテキサスでした。
帰着
15:30帰着ということで、15:00ぐらいに桟橋に到着。
ヘラ釣りの方も続々手漕ぎボートで戻って来られていました。
「ブラックのバッテリー重いんだってねー。」
「漕がなくても移動できるから良いなー。」
と、結構話しかけて来てくれます。
ボート屋さんは帰りも親切・丁寧な対応をしてくださり、私の中で戸面原ダムは「ほっこり癒やしフィールド」という位置づけになりました。
ヘラブナ釣りとバスフィッシングの共存ということでバスをやる人に開かれたフィールドなので、トラブルは絶対に避けなければいけません。
フィールド自体そこまで広くない上にボートが軽いため、12Vバッテリー1個で済む私のエレキでも普段のフィールドで借りるボートよりスピードが出ます。
引波のトラブルが起きそうな気配を感じたので注意が必要かな〜と感じました。
「ほっこり癒やしフィールドの戸面原ダム」、またお邪魔したいと思います。
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